開催場所：友ヶ島（北垂水海岸、第三砲台跡、野奈浦桟橋）
開催内容：定期的に実施している北垂水海岸での漂着物調査にJICAの研修に参加されている諸外国（モルディブやトンガ、スリランカなど）の方々が参加されました。
昨年も講師を務めさせてJICA課題別研修について今年も依頼をいただきました。今年は北垂水海岸での調査に参加したいとのリクエストがあったので、諸外国からの研修生の方々と一緒に調査をするとともに、友ヶ島の現状についてお話しさせていただきました。
気温も高く、暑い日で研修生のみなさんはバテ気味でしたが、最後まで調査をやり切ってもらうとともに地道な調査の必要性についても理解していただけました。
調査後は第三砲台跡を見学し、最後に野奈浦桟橋にて友ヶ島の現状に関する説明と意見交換を実施しました。研修生の方からは海洋ごみをはじめとする環境問題への取り組みの重要性は理解しているが、国に帰るとどうしても経済面での課題を優先することになるジレンマについて聞くことができました。環境、社会、そして経済の視点も取り入れた課題解決策の重要性を再認識する機会となり、我々にとっても実りある研修会となりました。
