2024年エコツアーレポート

2024.10.13 波風共にとても穏やかな三連休の中日でした。加太・友ヶ島環境戦略研究会では、今年もエコツアーを行いました。初めての試みで広告を出し、44名もの一般参加者の方にお集まりいただきました。

初顔合わせの方々ばかりなので、港で簡単なアイスブレイクを行ったあと、友ヶ島へ。島に到着後にまずは北垂水海岸に行きました。

参加者の方々は、とても海洋ごみ問題に関心が深く、ごみを拾って簡易的な分別を行ったのですが、皆さん興味を示されて何が多かった、こういったことが問題なのではないかと盛んに議論を交わしておられたのがとても印象的でした。

次に昼食を挟んだ後、南垂水海岸にてごみ拾いを行いました。島の南側に位置するこの海岸は、黒潮に乗ってきた海外のごみも多く漂着します。この日も、中国、韓国、マレーシア、フィリピンなどから漂着したごみが発見されました。

せっかく観光に来たのだから、観光客が多く訪れる友ヶ島第三砲台、タカノス山までみんなで歩いて、集合写真を撮影致しました。とても澄んだ空気で、大阪湾全てが見渡せて自分たちが拾ったごみがやってきたであろう大阪や神戸の町まで見えました。

帰りの船に乗って、友ヶ島に帰った後は2班に分かれ、シーグラスを使ったアクセサリー作りのワークショップと、スライドを使って島で見たことなどの振り返りを行いました。

10名以上参加頂いた子供達からも、トレイなどの食料品のプラスチックが多かったのを見て「プラスチックは軽くて丈夫なのだから、一度で捨てずに繰り返し使うようにすべき」という意見も。

学びになったとの意見を多く頂き、活動者冥利に尽きました。また追々行いたいと考えております。一日よく歩き疲れたかとは思いますが、遠方からもご参加頂いた皆様、シーグラスアクセサリーのワークショップを行って頂いたINCONTRARE様、友ヶ島汽船様など協力頂いた地域の皆様、また一日取材頂いた関西テレビクルーの皆様、誠に有難うございました。

今回参加できなかった方も、また行う機会には、SNS等通じて告知を致しますので、是非ともご参加の程宜しくお願い致します。

(一社)加太・友ヶ島環境戦略研究会 益田次朗

一般社団法人加太・友ヶ島環境戦略研究会の活動の一部は、地球環境基金助成金を受けて行っております。

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